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Category : MMD

2014-01-29(Wed)
ども…皆さんこんにちは。義経です。

少し時間が空いてしまいました…現在MMD杯の本選動画作成真っ只中ですが、何とか形になったのと息抜きと言うことで続きを書いていきたいと思います。

今回はエフェクトです。現在自分が一番力を入れてる部分ですね。

まず、エフェクトとはなんぞや?と言う事ですが、まぁ簡単に言えば質感を変えてくれるもの。です。

MMDでは、MMEという舞力介入Pが作成されたMMDのプラグイン(のようなもの)で、MMMだとMMM単体で使えます。
ただし、配布されているエフェクトは基本的にMMD向けに作られていると考えてください。MMM対応をうたっていないエフェクトでもMMMで動くこともありますが動かない場合もあります。基本的にMMEとMMMではシェーディングの方法が違う様で対応していないものはMMM対応に自分で作り替えるか、諦めましょう。

偏にエフェクトと言っても種類がありますのでそちらからご説明していきましょう。

※先に書いておきます。エフェクトは基本的にGPU(グラフィックチップ、ボード)依存になります。ですので、重いと言われるエフェクトの使用やエフェクトの重ね掛けをすると非常に負荷がかかります。パソコンが火を噴いた!なーんて事にならない様にほどほどにw
・シェーディングエフェクト
・ポストエフェクト
・オブジェクトエフェクト


上記3種類あります。それぞれを簡単に説明していきましょうか…

・シェーディングエフェクト
モデルの質感を変えてくれるもの。と思っていただいてかまいません。簡単に言うと肌や服の質感を変えることが出来るって感じですね。代表的なものでいうとトゥーンエフェクトなんかがありますね。

・ポストエフェクト
画面全体に適応し質感を変えてくれるもの。読み込むだけで画面全体の質感を変えてくれます。代表的なもので言うとSSAOやDOFなんかがありますね。

・オブジェクトエフェクト
それ単体で使用するエフェクトです。炎や水などのパーティクルエフェクトと呼ばれるものがあります。
それ単体で使うので、画面上の好きな位置に配置することが可能です。代表的なもので言うとFireParticleとかでしょうか…

さて、んじゃエフェクトを使用するとどうなるの?と言う事ですが、まぁまずは見て貰いましょうか…
まずはνガンダムのエフェクトを使用していない状態から…
νガンダム
こんな感じです。うん、これでも十分格好いいですね。

んで、私なりにエフェクトを使用してみました。
νガンダム2
こんな感じになりました。νガンダムやビル自体の質感を変え、画面自体を暗くすることで夜っぽく。そしてガンダム以外の部分をぼかすことによりよりガンダムを強調する形となります。

んじゃ次
藍様
森の中の藍様です。

これにエフェクトを当てると…
藍様2
こちらの場合は藍様にトゥーンエフェクトを当てて、よりアニメ(?)っぽくしてみました。正直アニメ方面のエフェクトの使い方はしないので良く分かっていないと言うw

まぁ…この様に色々と質感を変えて遊ぶことが出来ます。
んで、んじゃエフェクト集めから…と、言いたいところですが、まずは自分がどの様な絵が好きなのか、どの様なものを作りたいのか…それによって使うエフェクトも大きく変わってきます。
最新ゲームの様なリアルな画像が作りたい!アニメチックな画像が作りたい!色々とあるかと思います。
まぁ色々試してみても良いとは思いますが…

ちなみに自分はリアル系を目標にしています。ですのでどちらかというとガンダムの方のエフェクトの使い方の方が慣れています。

この二点の絵では基本的にシェーディングエフェクトとポストエフェクトしか使っていません。
ガンダムの方で説明すると、ガンダムやビルに割り当てたのがシェーディングエフェクト、画面全体を暗くしたり、ぼかしたりしているのがポストエフェクトとなります。

基本的に使い方も違います。

まず、シェーディングエフェクトに関しては素材の質感を変えるものですので、シェーディングエフェクトを使用したい素材に割り当てて上げる必要があります。
MMDとMMMの両方を説明致しましょう。
まずMMDの方ですが、MMEを入れていると右上にMMEと書かれた場所があると思います。
20140128-01.jpg
これをクリックすると、一番上にエフェクト割当とありますのでそこをクリックしましょう。
20140128-02.jpg
そうするとこの様な画面が出てきますので、ここにあるNガンダムの(none)部分をクリックしてファイル選択かダブルクリックするとエフェクトを割り当てることが出来ます。
20140128-04.jpg
今回はビームマンPのメカシェーダを割り当ててみましたのでこの様になります。

ちなみに、これだとガンダム全体にメカシェーダがかかってしまいます。まぁガンダムならば良いのですが、人のモデルだと、肌はこの質感がいい、服はこの質感が良いと言うのがあると思います。

その場合は、モデルの所を右クリックすると出てくるサブセット展開というものを選びます。
20140128-03.jpg
そうすることよって、各それぞれ材質ごとにエフェクトを割り当てることが出来ます。
ただ、モデルによっては、材質名が書かれて無くどれが何?と思われるかも知れませんが、そういった場合は、左側の☑をはずしてみましょう。そうすれば、その材質は非表示になりますので、モデルを見ながらチェックをはずしていけば、どの材質が何かと言うのはつかめると思います。

次に、MMMの場合は…
20140128-05.jpg
まずはこの様に、MMMに使用したいfxファイル若しくはfxmファイルを読み込ませます。
そして次に、上のファイルタブにあるエフェクトからエフェクト割当を選択します。
20140128-06.jpg
そうするとMME同様の画面が出てきますのでここで先程読み込んだエフェクトを割り当てます。
20140128-07.jpg
こちらの方も同様に展開して材質ごとに割り当てたい場合はモデル名の左にある+のマークをクリックしてください。そうすることで展開されます。

ちなみにMMMでもメカシェーダを読み込んでますが、こちらではうまく動きませんのであしからずw

シェーダエフェクトは基本的に割り当てるだけで終了します。

次にポストエフェクトとオブジェクトエフェクトですが基本的に配布されているエフェクトのReadmeを必ず読んでください。使い方は書いてあります。
まぁ簡単に説明すれば、MMDの方は大将となるxファイル若しくはPMDファイルを読み込む。MMMだとfx、fxmファイルを読み込む。
以上となります。

いや…正直これだけなんですよw

簡単でしょ?

でもね、エフェクトってそう簡単なものじゃ無いんですw

調整が必要なんですよ…
この調整は基本的にReadmeを読んでください。何がどうやって調整出来るかが書いてあります。
基本的にはSiで強弱、Trで濃さという感じですね。ただ、どれでも当てはまるわけではありませんし、XYZの移動や回転で調整出来るものもあります。よくXYZで色が変えられたり出来ますね。

んじゃどう調整するのが良いの?って事ですが…
これもモーションと同じですいじり倒して自分の好きな所を見つけてください。
正直、自分の設定方法なら教えることは可能ですが、皆さんが思い描く絵と自分が思い描く絵は違う可能性がありますので、自分で調整して思い通りの質感にする事をおすすめします。

んで、ポストエフェクトとオブジェクトエフェクトはSiやTrで調整出来ますが、シェーディングエフェクトは?となりますよね?あと、ポストエフェクトやオブジェクトエフェクトもXYZの移動回転Si、Trの調整だけでは出来ない調整もあります。

その場合はどうすれば良いのか…

fxファイルをいじってください。

基本的にまず皆さんはここを怖がってやってないのでは無いかなぁ?と思います。

確かにfxファイルは所謂プログラムのソースコードです。下手に触っておかしくしちゃったら…と思うかも知れません。っが、エフェクトを作成されている方々は皆さんお優しいです。ちゃーんと一番上の分かりやすいところに設定する場所を作ってくれてます。
そこの数値をちょちょっといじるだけでも全然別のものになりますのでやってみましょう。
(ここからは触っちゃダメとか書いてあることもありますのでその場合はそれより上が設定できる範囲だと思っていただければとおもいます。)

さて、その調整方法ですが、ここでは分かりやすい例としてビームマンPのWarterエフェクトをご紹介します。

私もよく使っているエフェクトですが今回は海のエフェクトを…

ビームマンPのWarterエフェクトを落としてきたら、解凍しその中の海のフォルダの中にあるWarter2_hi_海.fxをまず、コピペしてバックアップし、その後メモ帳でかまいませんので開いてください。
なぜこのエフェクトを選んだかというと、このfxファイルの中には基本的に設定できる項目だけ記載されており、所謂触っちゃダメよって部分は別のfxファイルに投げられている為分かりやすいのです。
20140128-08.jpg
本来ならばメモ帳で開いたものをお見せすべきなんですが、こちらの方が分かりやすいのでこちらで説明します。

まず、冒頭にある緑色の『//水面のアニメーション速度ベース』これは、コメントアウトといって、プログラム上関係のない文字列ですよ~という意味です。
冒頭のスラッシュ二つを付け加えればどこでもコメントアウトにする事が可能です。

例えば、いじる前に元の設定値を忘れない様に書いておくことも出来ます。
例:float BaseWaveSpd = 0.1; //0.1
この様に記述されている右側でもスラッシュを二つ付けて上げることでコメントアウトする事が可能です。

んで、この中でも触っちゃダメな所があります。それはイコールの前の部分。
float BaseWaveSpd = 0.1; ←この部分で言うとfloat BaseWaveSpd =の部分は触っちゃダメです。詳しい事は省きますが触っちゃダメとだけ覚えておいてください。
触って良いのは0.1の部分だけです。その右側にあるセミコロンも消しちゃダメですよ

基本的には数字の部分だけ触って良いと言う事になります。
んじゃどのくらいの数値にしたら良いのよ?と言う事になりますが、実はMMD上で確認しながら調整する事が出来ます。
MMMであれば先程のfxファイルをMMM上に…MMDであればWater2_hi_海.xを読み込んでください。
んで、分かりやすい様にSi値を1000に あ、このエフェクトはSi1000が標準ですので…
あと、質問を受けたことがあるので書いておきますが、海エフェクトはエフェクトだけ読み込むと真っ黒に見えます。
これは下に何も無いからです。もし気になる人や実際の動画作成環境で確認したいという場合は、スカイドームも一緒に読み込んで上げてください。スカイドームも下側が海っぽくなってる方が良いですねぇ。(まぁ青けりゃなんでもいいんですけどw)
んではまずこの0.1を10にして、ファイルを上書き保存してみてください。
そうすればほら、MMM、MMD上のエフェクトも変わったでしょ?

しかし、0.1のものを10にするって…100倍ですよ100倍…と思われるかも知れませんが、良いんです。エフェクトの中にはコメントアウトで○~×推奨って書いてあるやつもありますが、この様に無い場合は、まずその数値が何を指しているのかを確認する必要があるんです。小さい数字でいじってもよく分からないと言う事があります。
ですので逆にデカイ数字をどんと入れて上げて確認するんです。
その後把握したら調整していけばいいんです。とくにいじる必要の無い数字だなと思えば元に戻して上げれば良い。という感じです。

さて、この中でもちょっと特殊な所もあります。

例えば、スクロール速度
float2(0.0,0.0)これも中の0.0,0.0の部分だけいじれます。これはX軸,Z軸という形になります。
最初の0.0の部分はX軸、カンマを挟んで次の0.0はZ軸です。
X軸を0.1や-0.1などにして保存してみてください。カメラが初期位置であれば横に水が流れたと思います。
多分早ええよwって思ったかと思います。0.1でもこのスピード…ならば0.001とかでも問題ありません。

あとはスペキュラ色の部分も違いますね
float3(0.5,0.5,0.5)*2この部分はやはり3つの数字の部分が変えれますが、右側の*2も変えれます。
まぁ数字3つ分かりやすいですねwRGBです。最後の*2はそのまま2倍ですね。

とまぁ、この様に数字をいじるだけで自分オリジナルの設定に出来ます。これは是非皆さんにもやって貰いたいですね。思ってるのとは違うけど…しょうが無い…と諦めて居たあなた!まず確認してみましょう。もしかしたら自分好みに変えることが出来るかも知れませんよ?

あと、今回のファイルには無いのですが、エフェクトの中にはテクスチャを参照しているものもあります。
その場合は、基本的に触っちゃダメよの所に記述してある可能性が高いのですが…
string ResourceName = "***.png";
こんな感じで記述されている場所があります。
この***.pngの部分をリネームする事によって別のテクスチャに差し替えることが出来ると言う事も覚えておいて損はないかと。新しいテクスチャを同じ名前にしても良いですし、別のテクスチャを持ってきてそれに差し替えても良いと思います。
突き詰めていけばこんな絵も作れる様になりますよ!
201401280110.png


とまぁ…こんな所でしょうか…例えばガンダムの方の使用エフェクトや設定値などが知りたい。というご要望があれば書きますね…

さて、エフェクトに関しては正直人の好みそれぞれだと思います。ですので私が書けることはこれくらいかなぁ?お前と同じ物で良いから教えろって事で良ければ教えることは可能ですが…
こんな絵が作りたいんだけどどうしたら?と言われても…が、頑張れとしか言いようがありません…なぜなら、自分がその方向では無いエフェクトの使い方してたらどのエフェクトを使えばいいか分からないという事になってしまいます。

まぁそれでも良ければ定期的にやっている生放送ででもご質問ください。基本的に作業生ですけど作業してるからと言ってご遠慮なく…ご質問いただければ、その場でお答え致しますから!

と言う事でコミュニティの紹介でも→義経工房

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コメント

とても参考になりました by 通りすがり

初めまして。
MMDを始めて約半年、未だにエフェクトの使い方がわからず色々勉強しているところでこちらのページを拝見いたしました。
例として紹介されてる画像がとてもカッコよく、またエフェクトについても分かりやすく説明してくださり大変参考になりました。
例を参考にしてエフェクトを入れてみたいと思います。どうもありがとうございました!

2014-03-16(Sun) |URL[ Edit ] △ Page Top

 by 義経

>通りすがりさん

初めまして。
参考になったと言う事で良かったです。エフェクトって奥深いのでこれからも頑張って下さい!

2014-03-16(Sun) |URLEdit ] △ Page Top

 by 2回目の通りすがり

改めまして、以前こちらにてエフェクトの勉強をさせていただきました通りすがりです。
義経様が紹介されていたように、シェーダーをサブセット展開して色々入れてみたところ雰囲気がぐっと変わり、再生数こそ相変わらずorzですがコメントにて「キレイ」とのお言葉を頂くことがありました。
こちらで失礼しますが、改めて御礼申し上げます。どうもありがとうございました!

2014-03-24(Mon) |URL[ Edit ] △ Page Top

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